2015年3月9日月曜日

お地蔵さんの道 大聖院登山道を歩く

3月8日日曜日晴天、4月上旬の暖かさ、山賊むすびと固形味噌汁1個とインスタントコーヒと

お湯の入った魔法瓶、さらに今回ダイソーで買った ステンレスコーヒカップと漆のお椀を持参

器、かくも味を引き立たせるものであることに感動を覚えた。 器2個で300円ずっと愛用する








100円                         200円


大聖院登山道は神様、仏様が道沿いにたくさん祀られ、また、道案内の町石(丁)が多く残り

多分江戸時代あたりの参詣者が心底祈りを込めて参拝したのであろう 風景がうれしい                

信仰心の薄い自分がカメラで神仏の姿顔を写すのは 時代の変化とお許しください

              それではスタートします


大聖院 左の石の鳥居を過ぎると左に懺悔地蔵堂がある  

貧しの心、怒りの心、愚痴の心、この三つの煩悩によって

肉体と言葉と心の上につくる様々の悪行の一切を包み隠すことなく懺悔

します。一切を懺悔することは、信仰の一歩であり、さまざまの罪障を消滅する功徳であります

ここに懺悔し、今後ひたすら善業をおこなうことをお誓いください




上白糸の滝入口左手に錫杖右手に宝珠 延命地蔵                        上 8丁 合掌する延命地蔵









上10丁  道案内のお地蔵さん                      上 15丁 道案内の地蔵さん


             






遊女の石畳み                                   満願地蔵堂 (15丁)



信者の多い水掛地蔵堂  地蔵菩薩の足下には餓鬼界への入り口が開かれているとされ

菩薩像に水を注ぐと、地下で永い苦しみに喘ぐ餓鬼の口に水が入る。 (20丁)



くちきき地蔵
 
             
 愚痴きき地蔵


 
見ざる聞かざる言わざる
 
大聖院で見つけたユーモラスなお地蔵さん
 
 雪と戯れる弥山本堂のお地蔵さん
 
大聖院の登山道は階段が多く勾配もきつく下りを選択する人が多いと思う。
 
自分もその1人である、入口に頂上まで1時間半とかいている。
 
2時間半をかけて登ると何と江戸時代のゆっくりとした時間が流れる
 
騙されたと思って体験してください。
 
 
地蔵菩薩に関する雑学     wikipediaから
 
菩薩は如来に次ぐ高い見地であるが、地蔵菩薩は「一斉衆生済度の請願を
 
 
 
 
果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意でその地位を廃し、六道を自らの
 
足で行脚し、救われない衆生、親より先に世を去った幼い子供の魂を救って
 
旅を続ける。
 
幼い子供が親より先に世を去ると、親を悲しませ親孝行の功徳も積んでいないことから
 
三途の川を渡れず、賽の河原で鬼のいじめにあいながら石の塔婆つくりを永遠に
 
しなければならないとされ、賽の河原に卒先して足をのばし、鬼から子供達を守ってやり
 
仏法や経本を聞かせて徳を与え、成仏の道を開いていくとされている。
 
質素な衣をまとい金銀宝石は身につけずもっとも弱い人を最優先で救済することから
 
絶大な信仰の対象になった。現場を知り尽くしているので、六道へ送る公平なさばき
 
をするに相応しい裁判官として閻魔大王は実は地蔵菩薩であるとされている。
 
 
 
 
弥山頂上からの吉和冠山